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『FINAL FANTASY III -Four Souls-』発売記念スペシャルインタビュー!

2020年に発売から30周年を迎えた『ファイナルファンタジーIII(以下『FFIII』)』。それを記念して11月18日にアナログ盤が発売されます!(※商品には楽曲をMP3形式でDLできるコードも封入されているので、レコード再生機器がない方もPCやスマートフォンでお楽しみいただけます。)
『FFIII』の中でも印象的な4曲をアレンジした楽曲と、当時のオリジナル楽曲を収録。
今回はその発売にあわせて、各楽曲のアレンジを担当してくださった方々にお話をお伺いしました!読んでから聞くもよし、聞いてから読むもよし、それぞれの楽曲に込めた思いを感じてみてください!

Track.1:悠久の風
アレンジ担当:山下伶/YUTAKA

Q.原曲にはどのようなイメージを持たれていますか?
印象的なリフと、時の流れを感じさせる優美なメロディーが、少ない音で表現されていてとても印象的です。

Q.今回のアレンジではどのようなイメージで制作をされましたか?
曲の印象を司る冒頭のリフは崩さず、ストーリーを感じれるような展開を意識し、壮大な世界観を表現するようにアレンジしました。

Q.今回のデジタルのゲーム音楽という独特な音色の曲をカバーするにあたって、何かこれまでと違う工夫など意識された点はありますか?
今回のような独特の音色は聴き手によって無限のサウンドイメージを膨らませることが出来るので、あえて初めに聴いた時のインスピレーションを大事にして、すぐに楽器編成を決めました。聴く時によって色々な想像を膨らませられるのが、デジタルサウンドの面白いところで、もし今アレンジしたら全く違った楽器編成になるかもしれません。

Q.今回のアレンジ楽曲はLPに収録されますが、気を付けた点や意識した点はございますでしょうか?
LPならではの"質感"や"空気感"大事にしたかったので、今回は同時録音一発録りにこだわりました。気心知れたメンバーでの演奏だったので、程よい緊張感の中、ライブ感のある良いテイクが録れました。

Q.原曲を聴いたときに、今回使用した楽器でアレンジする際の曲調やリズムのアレンジはすぐに思い浮かびましたか?
サウンドイメージはすぐ湧いたのですが、シンプルな構成の楽曲をどうドラマチックに展開するかかなり考えました、試行錯誤しつつ、大枠のアレンジを固めて、レコーディング時にも演奏者ともディスカッションしながら作りました。

Q.アレンジ前と後でゲーム音楽へのイメージは変わりましたか? 何気なく聴いていたゲーム音楽でしたが、実際アレンジするとかなり聴きこむので、改めて思ったのは、限られた音数や音色で楽曲を表現する緻密さやセンスが本当に凄いと思いました。

Q.今回のアレンジで特に気に入っている部分、聞いて欲しい部分はございますか?
リフをマリンバで演奏してもらったところや歌心が感じられる、クロマチックハーモニカの抑揚あるメロディー、間奏にオリジナルの展開をつけた部分がお気に入りです。

Track.2:水の巫女エリア
アレンジ担当:朝川朋之

Q.原曲にはどのようなイメージを持たれていますか?
エリアの繊細さ、透明感とともに、悲しく不安定な感じにとても惹かれました。彼女の運命も暗示されているように思います。

Q.今回のアレンジではどのようなイメージで制作をされましたか?
原曲の表現を拡大させる事に専念し、自分の感情を入れないように注意しました。

Q.今回のデジタルのゲーム音楽という独特な音色の曲をカバーするにあたって、何かこれまでと違う工夫など意識された点はありますか?
独特な音色である事はたしかですが、そのメロディラインやコードには確固たる表現が息づいていますので、特に違う工夫を考慮する必要は全くありませんでした。

Q.今回のアレンジ楽曲はLPに収録されますが、気を付けた点や意識した点はございますでしょうか?
新鮮なアナログ感を味わって頂くために、深いリバーブ感など不必要な効果を極力排除し、すぐそばで楽器が演奏されているような音作りを目指しました。

Q.原曲を聴いたときに、今回使用した楽器でアレンジする際の曲調やリズムのアレンジはすぐに思い浮かびましたか?
はい。この曲の持つ曲想とハープのマッチングに全く違和感はありませんでした。

Q.アレンジ前と後でゲーム音楽へのイメージは変わりましたか?
イメージは変わりません。純音楽、映画音楽などともに、ゲーム音楽も独立した素晴らしい分野であると思っています。

Q.今回のアレンジで特に気に入っている部分、聞いて欲しい部分はございますか?
ハープは癒しの楽器としてイメージされる事が多く、シンセサイザーのハープの音色は夢見心地のようなものが多いのですが、今回は弦を鳴らした瞬間のリアルな感触や、そのスパイラルを描くような響きのうねりをダイレクトに受け止め、エリアの心や運命に思いを馳せて頂けると幸いです。

Track.3:バトル2
アレンジ担当:井草聖二

Q.原曲にはどのようなイメージを持たれていますか?
DS版とiOS版のリメイクをプレイしたことがあったので、おなじみのボス戦のイメージが浮かびました。個人的にはクラーケン戦で苦労した思い出があるので、その戦闘シーンのイメージが強かったです。

Q.今回のアレンジではどのようなイメージで制作をされましたか?
クラシックギターのメロディーを中心に、アコースティックな編成でアレンジしました。
前半のパートは、バトルの緊張感と不安をアコギとベースのユニゾンで表現しました。
後半のメロディアスなパートは、「強敵に挑む勇気」をテーマに疾走感のあるアコギのストロークとパーカッションを入れました。

Q.今回のデジタルのゲーム音楽という独特な音色の曲をカバーするにあたって、何かこれまでと違う工夫など意識された点はありますか?
ギターでメロディーを演奏する場合、通常はスライドやヴィブラート、チョーキングなどを使ってギターらしいニュアンスをつけて演奏しますが、今回はあえてニュアンスを減らし、淡々と弾くことで原曲の心地いい8bitの雰囲気を出すことを意識しました。
今までにやったことのないアプローチでしたが、生楽器のエアー感とファミコン音源の雰囲気をうまく融合できたと思います。

Q.今回のアレンジ楽曲はLPに収録されますが、気を付けた点や意識した点はございますでしょうか?
CDに比べて、アナログレコードは楽器本来の音の再現性が高い気がします。
再生したときに生で演奏しているかのようなライブ感と、倍音豊かなアコースティック楽器が生きるようなアレンジを目指しました。また、通常のレコーディングでは録音後にEQ(※イコライザー、音質の補正などを行う音響機器)やダイナミックの調整を想定して演奏しますが、今回は録音後に極力EQなどの調整を必要としないように、演奏中の音色のコントロールとマイクセッティングに時間をかけました。

Q.原曲を聴いたときに、今回使用した楽器でアレンジする際の曲調やリズムのアレンジはすぐに思い浮かびましたか?
後半のメロディアスなパートはすぐにイメージが浮かびました。前半のパートは時間がかかりました。今までに何度かアレンジされている曲なので、過去の素晴らしいアレンジをリサーチするところから始めました。
今までのアレンジとは違う方向を探すとともに、何よりも原曲の世界観を壊さないようなアレンジを作るのには苦労しました。

Q.アレンジ前と後でゲーム音楽へのイメージは変わりましたか?
ゲームをプレイしながら聴いていた曲でしたが、今回改めて原曲をじっくりと聴く機会がありました。ファミコン当時の楽曲は、音色やトラック数に今では考えられないような制約があるのにもかかわらず、こんなにも表情豊かで、楽曲に情景やストーリー、イメージが込められていることに改めて感動しました。ゲーム音楽は単なるBGMではなく、グラフィックと同じかそれ以上にそのゲームの世界観を作っているのだと感じました。

Q.今回のアレンジで特に気に入っている部分、聞いて欲しい部分はございますか?
原曲に出てくるトリッキーなユニゾンを生演奏で再現したので、特に聴いて頂きたいですね。また、原曲にはないイントロを作り、ギターとベースの掛け合いでスピード感を出しました。そのあとに続くメインパートへの期待を煽るようなイントロになったので、この部分にもぜひ注目して欲しいです。

Track.4:クリスタルタワー
アレンジ担当:岸田勇気

Q.原曲にはどのようなイメージを持たれていますか?
ラストダンジョンとして、脳裏に焼きついているBGMです。曲自体は短いですが壮大にそびえたつクリスタルタワーにまさにふさわしい音楽だと思いました。

Q.今回のアレンジではどのようなイメージで制作をされましたか?
原曲のイメージを出来るだけ壊さず、さらに壮大な展開のアレンジ、また2台ピアノを活かしたアレンジにできる様チャレンジしました。

Q.今回のデジタルのゲーム音楽という独特な音色の曲をカバーするにあたって、何かこれまでと違う工夫など意識された点はありますか?
当時のゲーム音楽の音色から生のピアノにアレンジするにあたって、逆にそのまま演奏してしまうことはピアノで演奏する意味がないと思ったので、イメージは壊さない様心がけながらもピアノならではの抑揚の付け方やアレンジ、間の取り方などは特に意識しました。

Q.今回のアレンジ楽曲はLPに収録されますが、気を付けた点や意識した点はございますでしょうか?
2台ピアノということで、LPでもしっかりと2台の聞き分けができる様、マイクのチョイスや定位感など、エンジニアの方と相談しながら拘って制作しました。

Q.原曲を聴いたときに、今回使用した楽器でアレンジする際の曲調やリズムのアレンジはすぐに思い浮かびましたか?
ピアノだったらこういう風に弾きたいな。と割とすぐに出てきました。

Q.アレンジ前と後でゲーム音楽へのイメージは変わりましたか?
昔から大好きなので同様に、今後も関わっていきたいなという思いです。

Q.今回のアレンジで特に気に入っている部分、聞いて欲しい部分はございますか?
クリスタルタワーでの、くらやみのくも戦のBGMを匂わせるアレンジも少し取り入れてます。その辺りも聴いていただければ嬉しいです。

いかがでしたでしょうか?
音楽でも広がっていく『FFIII』の世界をぜひ楽しんでみてください!

■収録予定曲
【A面】Four Souls Version (アレンジver.)
・悠久の風
・水の巫女エリア
・バトル2
・クリスタルタワー

【B面】オリジナルVer.
・悠久の風
・水の巫女エリア
・バトル2
・クリスタルタワー

■封入特典:楽曲(MP3)DLコード

※DL詳細については、後日公式HPにて

商品概要

商品名FINAL FANTASY III -Four Souls-
品番SQEX-10791
発売日2020年11月18日(水)
価格¥3,500+税
仕様アナログレコード 1枚
発売元株式会社スクウェア・エニックス
権利表記© 1990, 2006, 2011, 2012, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

『FINAL FANTASY III -Four Souls-』 商品HP
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/ff3LP/FourSouls/

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